ハーレーのマフラーをカスタムをするというのは定番中の定番ですが、交換をしてそれで満足という訳にはいきません。吸排気に影響をする部分であるため、交換をすると見た目が変わるだけでなく音の変化があります。
更に走りにも影響をしてくるので、カスタムをしたという実感が湧きやすい部分です。
音が変わり走りにも影響をしてくるということは、ハーレー自体に対しても影響が出ているということになるので、そのことを理解しておかないとトラブルの原因になってしまうため注意をしておきましょう。ハーレーはノーマルで乗ることを前提としてセッティングをされているので、吸排気を変更した場合それにあわせてセッティングをしなければバランスが崩れてしまいます。直ちに壊れてしまったり問題を引き起こすというわけではありませんが、バランスが崩れた状態のまま乗り続けているといつどこでどのようなトラブルが起こるか予想をすることができません。そのため、吸排気をいじったのであれば全体的なバランスの見直しをしたり、メンテナンスのタイミングを早めたりして良好な状態を維持するために気を使わなければならないのです。
カスタムをすれば見た目や音が変わったり、走りが変わったりするだけでなくバイク自体への負荷も変わってるということを理解しないと、余計なトラブルに巻き込まれてしまうことがあります。ハーレーあるいはバイクいじりはパーツを交換して終わりではないということは、しっかり頭に入れて置かなければなりません。
ハーレーパーツのメーカー
ハーレーは純正パーツの他に多数の社外パーツメーカーがあります。
日本でも有名なメーカーは、アレン・ネス(Arlen Ness)やパフォーマンスマシーン(Performance Machine)でしょう。ともに高価なメーカーですが、パーツを付けているハーレーオーナーは多数います。
ツーリングモデルは車両が高価なのですが、マフラーやシートなどのパーツも高価です。マフラーで人気のメーカーはカーカー(Kerker)です。人気の理由はハーレーらしい重低音と取り付けが簡単なスリップオンタイプだからでしょう。ソフテイルモデルなど、他のモデルでもカーカーのマフラーは販売されているのですが、ツーリングモデルでは特に人気を集めています。
ツーリングモデルはスピーカーやエンジンガードなどもカスタムするので、とてもカスタム費用が高いモデルといえるでしょう。
ツーリングモデルとソフテイルモデルでともに人気の高いメーカーはクリアキン(Kuryakyn)になります。クロームメッキが特徴で、とても高品質なメーカーです。ミラーやグリップはもちろんのこと、エンジン回りのカバーなどのパーツがあります。
ハーレーのパーツには多数のメーカーがあり、覚えるだけでも大変ですが、覚えていくのも楽しみの一つです。日本のパーツメーカーもハーレー用のパーツを販売しているのでチェックしてみてください。
ウインドシールドのメリット
ウインドシールドは走行風を軽減する効果があり、サイズが大きくなるほど風の軽減効果が高まります。高速道路のようにハーレーのスピードが出せる道路では必需品と言っても過言ではありません。シールドが受ける風の面積と、ハーレー本体と直接ライダーが受ける風の面積を比べると、シールドの方が面積が小さいため装着して速度に大きな影響は与えません。最高速はやや落ちるものの、直接体に受ける走行風が減るメリットの方が大きく、中距離から長距離のツーリングでは体力の減りも抑えます。夏場は虫よけにもなるので、虫との衝突が不快な場合にも便利です。
見た目の問題は、前輪が太いツーリングファミリーやファットボーイはバランスを乱さず比較的見た目もなじみますが、ダイナやスポーツスターはバランスが悪くなってしまうので、小さ目のタイプがおすすめです。純正は大げさほど見た目が大きいため、自分のバイクの種類や好みに合ったカスタムを行いましょう。
ウインドシールドを取付ける場合、とハンドルマウントなどがあります。フォークマウントは製造メーカーにより形状は異なるものの、ワンタッチで取り外せるようにタイプが多く見られます。簡単に取り外しできるタイプがあるので、季節やツーリングに合わせて気軽に外すことも可能です。ハンドルマウントタイプはその名の通りハンドルに固定するタイプで、固定されるため通常はワンタッチでは外せません。ハンドルをカスタムして標準とハンドル径が変わっている場合、適合するか事前に確認しておきましょう。