ハーレーのカスタムの中では、メーターは性能や乗り心地が変化する部分ではありません。ただ、走っている途中でよく見るので、ここがかっこいいとハーレー乗りの実感が湧いてきます。
ボディカラーと統一したり、コンパクトなパーツを採用してみると全体的にスタイリッシュなデザインになります。気をつけたいのが、年式による違いです。ハーレーのものでは機械式と電気式があり、1994年までが機械式、それ以降は電気式(スポーツスターの場合)といった感じです。機械式はドリブンギヤを通してスピードを表示し、電気式はドリブンギヤの上にあるピックアップセンサーがタイヤの回転数を電気信号に変えることでスピードを表示するようになっています。
機械式は安いというメリットがありますが、電気式に比べて測定に誤差が出やすいのがデメリットです。カスタムの方法としては交換・変更・追加の3パターンがあります。交換は他社のパーツに交換したり、機械式から電気式に取り替えるといった方法です。
変更は取り付け位置の変更で、ハンドルの真ん中についているものをフロントフォークやタンク横、ヘッドライトの上などに移設します。これだけでもオリジナリティを感じさせてくれます。追加は、今ついていない機能を後付けすることです。例えば回転数を表すタコメーターを追加するなどということです。年式によって互換性が異なるので、同じ電気式でもちゃんと合うものかどうか確認してから選ぶようにしましょう。