バッテリーはバイクに搭載されている電気を貯める装置のことで、ヘッドライトやウィンカーなどを点灯させたり、セルモーターを回す役割を果たしています。
使い続けると電気がなくなってしまうので、オルタネーターという装置を使って自家発電をして走りながらバッテリーを充電しています。度全て放電してしまうと充電能力がガクッと下がり、場合によってはほとんど電気を貯められない意味のない装置になってしまいます。この場合は交換が必要です。
ハーレーのマニュアルには、2年で交換するのが望ましいと書いてあります。ネットだと3〜4年、人によっては5〜6年はもつという人もいますが、目安は2〜3年だと思っておいた方がいいです。乗り方によって寿命が大きく変わってくるので、乗る頻度が少なくてあまり走らない人だと寿命が短くなりますし、乗る頻度が多い人は充電状態を維持できるので長持ちします。「ハーレーでカスタムをするなら純正」という人が多いかもしれませんが、社外製の製品でもハイパフォーマンスなものはたくさんあります。
堅牢製が高く、液漏れが起こりにくく、自然放電率を抑えた高性能な製品もあります。ハーレーは振動が大きいバイクなので、普通のものだと端子部分がパキッと折れてしまい、エンジンがかからなくなってしまう可能性があります。端子部分がブロック状のものだと頑丈なので、ハーレーの激しい振動にも耐えてくれます。慣れている人なら交換は5分程度でできます。